先日WTBロジックについて、メリットやデメリットを書きましたが、今回はその派生型である「ヘッドアンドショルダー」について。
ヘッドアンドショルダー
なにやらゴツい言葉ですが、訳すと「肩」と「頭」。
WTBと同じくローソク足の形が人の肩と頭に見えることからそう呼ばれています。
こんなかたち
場面違い
肩・頭・肩 という順番で頭が少し出ているのがわかります。
似たようなかたちでトリプルボトムと呼ばれるかたちも存在します。
Wのあとに追加でVがついた感じです。
どちらも共通して言えるのは、最後に強く上がっていく可能性が高いという強力なロジックです。
Wを想定して上がると思っていたら下がり始めてしまった。。。
でもトリプルやヘッドアンドショルダーのかたちになるかも・・・
という選択肢が取れるようになります。
画像は下落時のものですが、上げ止まった場面では反転したかたちになります。
形の見極めが難しいですが、是非ともモノにしておきたいロジックです。
注意点としては、最終的にWで上がっていくのか、トリプルのかたちになるのかという判断はその時点ではわからないので、ロスカット値は前回の安値(高値)に設定する必要があります。
そのため、ロスカット幅が大きくなる危険性も秘めています。
諸刃の剣ということでしょうか。
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